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「夏の終わりって、なんで急に老けて見えるんだろう」——8月後半、美容鍼にいらっしゃる方からいちばん多いのがこのお悩みです。
肌のケアは一生懸命されている方が多いのですが、意外と見落とされているのが頭皮。実は、顔の皮膚と頭の皮膚は1枚でつながっています。今日は鍼灸師・美容鍼歴17年の私が、夏のダメージがたまった頭皮のゆるめ方をお話しします。
顔と頭皮は「1枚の皮」でつながっている
鏡で自分の顔を見ながら、両手を側頭部(耳の上あたり)に当てて、そっと上に引き上げてみてください。目尻やほおの位置、少し変わりませんでしたか。
これが答えです。顔の皮膚は、頭皮に引っぱり上げられて位置を保っている。だから頭皮がこわばって動かなくなると、顔は下向きの力に負けやすくなります。「最近ほうれい線が気になる」という方の頭を触らせていただくと、まず例外なくカチカチです。
夏は頭皮が固くなりやすい季節
それでなくても、夏の頭皮は過酷な環境にさらされています。
- 紫外線を、体の中でいちばん近い距離で浴び続ける
- 汗と皮脂で汚れがたまりやすい
- 冷房で首・肩がこわばり、その緊張が頭まで上がってくる
- 寝苦しさで眠りが浅く、緊張がリセットされない
東洋医学では、髪のことを「血余(けつよ)」=血のあまりと呼びます。体を巡る血に余裕があってはじめて、髪までゆき届くという考え方です。夏の疲れで巡りが落ちると、真っ先に影響が出るのが髪、というわけですね。
鍼灸師が実践する頭皮ケア3ステップ
① シャンプー前に「乾いた状態で」櫛でとかし、頭皮を動かす
お風呂に入る前、乾いた髪のまま櫛で神の汚れを取っていきます。
また、指の腹で頭皮を動かします。こするのではなく、頭皮ごと動かすのがコツ。生え際から頭頂に向かって、5本の指でゆっくり。1分で構いません。
② 洗うときは「泡で洗い、指で動かす」
爪を立ててゴシゴシは逆効果。頭皮を傷つけるうえ、乾燥から皮脂が増える悪循環になりがちです。泡をしっかり立ててから、指の腹かブラシで面をとらえて動かしましょう。
③ 仕上げは耳の上「側頭部」を重点的に
頭の中でいちばん固くなりやすいのが、耳の上のふくらんだ部分(側頭筋)。ここは食いしばりとも関係が深く、パソコン仕事の方はまず固まっています。手のひらの付け根を当てて、円を描くように10回。ここがゆるむと、顔まわりの印象がふっと軽くなります。
「指だとうまく動かせない」「爪が長くて頭皮を傷つけそう」という方には、シリコン製のシャンプーブラシが手軽です。力を入れなくても面でとらえてくれるので、洗うついでにケアが済んでしまいます。私の患者さんでも、これに替えてから続けられるようになった、という方が何人もいらっしゃいます。
【商品名】オルナ オーガニック シャンプーブラシ 頭皮マッサージ

さらに、、
週に1回のスペシャル頭皮ケア
週に1回のスペシャルケアとして、ホホバオイルを使った頭皮マッサージを取り入れてみませんか?
ホホバオイルは頭皮になじみやすく、皮脂や汚れを浮かせるようにケアしたいときにもおすすめです・
やり方はとても簡単。
お風呂に入る前の乾いた頭皮にホホバオイルをなじませ、指の腹を使ってやさしくマッサージします。
まとめ:顔は頭皮に繋がっている
「たるみが気になるから」と顔ばかりマッサージしていた方は、ぜひ頭のてっぺんまでを”顔の一部”としてとらえてみてください。土台がゆるむと、顔まわりの印象は驚くほど変わります。
シャンプー前の1分、耳の上を10回。今日のお風呂から、ついでにどうぞ。がんばらないのに調子がいい、が私の理想です。
なお、頭皮に強いかゆみ・湿疹・急激な抜け毛がある場合は、セルフケアで様子を見ずに皮膚科を受診してくださいね。


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